「想いを尊重してくれたクラブの方々には感謝しかありません」

岡山に新天地を求める加藤。写真：金子拓弥（サッカーダイジェスト写真部）

　J１に初昇格したファジアーノ岡山は、１月８日に横浜F・マリノスからDF加藤聖を完全移籍で獲得したと発表した。 【画像】力強い声援で悲願のJ１初昇格を全力サポート！Cスタに大集結したファジアーノ岡山サポーターを特集！ 　JFAアカデミー福島U-18出身の加藤は、2020年にV・ファーレン長崎でプロキャリアをスタート。その後、23年７月に横浜に加入していた。昨季は、J１で13試合１得点、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）では２試合に出場。24-25のACLエリートでは、４試合１得点を記録している。 　岡山への移籍を決断した23歳のSBは、新天地の公式サイトで、以下の通りコメントした。 「横浜F・マリノスから加入しました加藤聖です。自分の武器である左足のクロスでチームに貢献し、熱いファン・サポーターの皆さんとともに勝利をつかみ取ります。一緒に岡山を盛り上げましょう！よろしくお願いします」 　また、横浜を通じては、こう発信した。 「このたび、ファジアーノ岡山へ移籍することになりました。この１年半すばらしい選手、スタッフ、ファン・サポーターの皆さんと横浜F・マリノスのエンブレムを背負って戦えたことは、僕にとって大きな財産となりました。 　決して容易な決断ではありませんでしたが、このタイミングで新たな挑戦をしたいという強い想いがあり、岡山でサッカー選手としての新しいキャリアを歩み始めることを決意しました。僕の想いを尊重してくれたクラブの方々には感謝しかありません。横浜F・マリノスで培ったものを次の場所でも活かせるように、これからも頑張ります。１年半、ありがとうございました」 　昨季のJ１昇格プレーオフを制し、J１行きを勝ち取った岡山で、加藤はさらなる飛躍を期す。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部