ヤクルト4年目の助っ人サイスニード 白星目前で打たれた仲間にかけた“言葉”
ヤクルトのサイスニード投手が、勝利目前で打たれた仲間にかけた言葉を明かしました。 2024年シーズンの開幕投手を務めたヤクルト4年目の助っ人右腕は、ここまで7試合に登板し、0勝2敗、防御率4.54の成績。12日の巨人戦では援護がない中で、6回1失点と力投しましたが、勝利には恵まれませんでした。 【画像】4日の中日戦ではサイスニード投手が激走でホームイン 勝利への執念みせる 最も勝利に近づいたのは、4日の中日戦。2回に3失点するも、直後には自らヒットを放ち、激走をみせるなど逆転に成功。5回3失点で勝利投手の権利を持ってリリーフに託しましたが、9回に登板した木澤尚文投手がリードを守り切れず、白星とはなりませんでした。 ベンチではガックリした様子をみせたサイスニード投手は、試合後の木澤投手との会話を明かします。「木澤から『すみません』と言われ、“気にしなくていいよ”と言った。誰よりも、あのときのあの場面でアウトを取りたいと思っていたのは本人で、その気持ちはすごくわかる。彼はすごく努力家で常にハードワークしてますし、リスペクトしている。野球選手であるとともに大事な親友」と。 日本一に輝いた2021年に加入し、翌年にはリーグ連覇も経験。昨季はエース小川泰弘投手と並びチームの23試合に先発した助っ人右腕は、4年間で通算22勝18敗、防御率3.66の成績を残し、今季も開幕からローテーションを守ってきました。 球団のYouTubeでは、好物のドーナツの動画に出演するなど、ファンからも愛される助っ人投手。次戦こそは勝利をつかみ、笑顔が咲くのでしょうか。