醤油、塩、とんこつetc.「ラーメン×カクテル」異色なのにウマいペアリングをバーテンダーが提案
ラーメン好きを公言している人も多いだろう。だが、ラーメンに合わせる酒にこだわっている人はどれぐらいいるだろうか。 そんなラーメン好きに酒との新しい組み合わせを楽しんでほしいと、ウェルネススピリッツ「レイシジン(霊芝ジン)を展開するリユニオンが、7月11日のラーメンの日にイベント「らぁめんバー ウィズリユニオン」を開催した。 ラーメンとレイシジンの食中酒カクテルのマリアージュをテーマにした今回のイベントは、3者によるコラボレートで行われた。
オープンから1年でミシュランガイド東京2024 ビブグルマンに選出された荻窪の人気ラーメン店「ゼアー イズ ラーメン」。 国内外で活躍するバーテンダーの野村空人がアートとカクテルの新たな融合をテーマに、世田谷区・代田にオープンしたバー「クオーター ルーム」。 そして漢方の最上薬国産の「霊芝」のほのかな苦味とコク、山椒のスパイシーな味わいが特徴のクラフトジン「レイシジン」を展開するリユニオン。 異色のコラボレーションが実現したイベントの内容とともに、今回はオーナーバーテンダーの野村さんに、ラーメンとカクテルの合わせ方についても話を聞いた。
「ゼアー イズ ラーメン」のチャーシュー麺は、肉の旨みと煮干しの香りが利いた薄口醤油のスープと中細麺、そして丼いっぱいにトッピングされたトロトロのチャーシューが特徴。 「カクテルはレイシジンのベースとなる芋焼酎と霊芝の旨みと、ラーメンの旨みをいかに掛け合わせるかというのがテーマでした」。
ラーメンに合わせる酒と聞いてまず思い浮かぶのが、ビールやハイボールなど、すっきりとした炭酸系の酒だろう。だが、野村さんは「それだとお腹がすぐに膨れてしまうんです」と話す。 「僕らも最初、水割りと炭酸割りで試してみたのですが、炭酸を飲むと途中でお腹が膨れてしまって、ラーメンがスルスルと入っていかない。むしろ水割りの方が、最後までラーメンをおいしく食べられたんですね」。 そこで野村さんは今回、デトックスウォーターを使ったジンスリングを提案。