ロッテ、ソフトバンクから国内FA権行使の石川柊太と初交渉 吉井監督も出馬、3年総額6億円規模の条件提示か
ロッテは30日、ソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太投手と東京都内で初交渉を行った。2015年にソフトバンクで投手コーチを務めていた吉井理人監督も交渉の場に同席。直接ラブコールを送るとともに、3年総額6億円規模の条件を提示したもようだ。 今季10勝(5敗)を挙げた佐々木朗希投手のポスティング申請を容認したロッテにとって、先発投手の補強は急務の課題だ。石川は2018年5月3日からZOZOマリンスタジアムで7連勝中のロッテキラー。今季年俸も1億2000万円(推定)で人的、金銭ともに補償が発生しないCランクとされ、すでにオリックス、巨人、ヤクルトが初交渉を行い、いずれも3年総額5億円から6億円以上の条件を提示したとみられている。 吉井監督は秋季練習打ち上げの11月12日、佐々木が抜けるダメージについて「朗希は今年貯金を5つくってくれた。結構大きな穴だと思うし、1人で埋めるのは難しい。みんなの力で埋めていきたい」と語る一方で「ただ、まだメンバーが決まっていない。もしかしたら球団が大物のFA選手を取ってくれるかもしれないですし」とFA補強による戦力面でのカバーを期待していた。
中日スポーツ