【小泉恵未コラム】「仕事は忙しいけれど…」心に刺さった、おばさま占い師のキッパリ発言 香港のパワースポット寺院を初訪問
2016年から毎年取材している香港国際競走。今年は帰りの便を午後便にして、午前中に香港のパワースポット寺院、黄大仙を初訪しました。9本の線香に火をつけて3カ所に3礼、3本ずつ線香を立ててお参りします。天地人、三位一体。その後、敷地内でおみくじを引き、占い師に1件700円で占ってもらいます。 この診断料は占い師によってまちまちだそう。「仕事は忙しいけれど、お金はそんなにもうからないわね」。おばさま占い師のキッパリ発言が心に刺さる。香港人はとにかく風水や気の流れを意識します。競馬場や各厩舎の方角や間取りも全部計算された設計です。18年の記事でも書きましたが、カリス・ティータン騎手と香港の記者と寺院に必勝祈願に行ったことがあります。爆竹を高らかに鳴らし、香をたき、豚の丸焼きを頭から尻尾までカットして、安全祈願を願いました。日本にはない風習を味わえるのも海外競馬の醍醐味(だいごみ)です。 香港から、馬券が当たる運気は浴びたはずなので、いざ、朝日杯FS予想です! 本命はタワーオブロンドンの初年度産駒、パンジャタワーにします。前走の京王杯2歳Sは稍重馬場を外から伸びての勝利。1Fずつ距離を伸ばし、着実な成長を見せるこの子はスピードもスタミナもあるスペックの高い男の子です。対抗は武豊騎手とのコンビに戻るパワーが魅力のアルテヴェローチェ。3頭目には瞬発力に期待のアルレッキーノ。4頭目に名前にマイルが入っているのに距離を不安視される能力上位のミュージアムマイル。3列目にニタモノドウシとアドマイヤズームを挙げます。(フリーアナウンサー)
中日スポーツ