一体、何が!?選手10人が一斉にアピール→主審は“多数派”を支持? ドイツ代表MFが思わず落胆したゴール際の攻防
【UEFAチャンピオンズリーグ】ユヴェントス 2-0 マンチェスター・シティ(日本時間12月12日/ユヴェントス・スタジアム) 【映像】選手10人が一斉にアピールした瞬間 まさに「みんなが挙手した瞬間」だった。マンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアンがボックス内右からクロスを上げ、ユヴェントスのDFフェデリコ・ガッティがクリアすると、両チームの選手が一斉に手を挙げてマイボールをアピールしたのだ。 注目のシーンは、リーグフェーズ第6節のユヴェントスvsマンチェスター・シティの一戦、68分のことだ。1点を追いかけるマンチェスター・シティが右CKから同点弾を狙う。MFベルナルド・シウバによるショートコーナーから、MFケヴィン・デ・ブライネとのワンツーで切れ込み、後ろのギュンドアンに下げる。今夏バルセロナから復帰した背番号19は左足でのワンタッチパスをシウバに当てて、自らボックス内右に潜り込んでいく。そして、シウバとギュンドアンが交差するように動いて再びパスを交換。ギュンドアンがボックス内右に抜け出して中央に折り返すと、ユヴェントスのガッディがスライディングでクリアし、ボールはゴールラインを割った。 次の瞬間だった。両チームの選手が全く同じタイミングで手を挙げたのだ。ボールに直接関与したギュンドアンとガッディだけでなく、ボックス内にいた10人が同時にマイボールをアピール。内訳は、ユヴェントスが8人で、マンチェスター・シティが2人。多数決で判定が決まるわけではないが、結果的に主審はユヴェントスのゴールキックを示した。 解説・戸田和幸氏が思わず「うまい」とこぼした崩しでゴールに迫ったギュンドアンは、CKにならずにチャンスタイムが終了したことにガッカリした様子。眉をひそめながら、黙々と自陣に戻っていき、ユヴェントスのゴールキックで再開する次のプレーに備えた。 (ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
ABEMA TIMES編集部