長時間労働で人気低迷の教員 “働き方改革”で負担軽減へ 応募者増に向けあの手この手も現場頼みの現状
現場の成功事例を拡散・共有化
このように業務の改善は各学校独自の取り組みに頼っているのが現状だが、県教委はよい取り組みは広げていく考えだ。 県教委義務教育課・石田善正さん: (教員が)心身ともに健康な状態で生活することができ、子供と向き合う時間が確保できることで教育の質そのものも向上して、子供の学力等も伸びていく“正のスパイラル”に入っていく
また、県教委と静岡、浜松両市の教育委員会は試験日程を例年より2カ月前倒し、全国でも最も早い採用スケジュールとして民間に流れる優れた人材確保を目指したそうだ。 その結果、2025年度の募集では過去10年間で初めて受験者数が上昇に転じた。 教員も児童・生徒も満たされた環境をいかに作っていくかが今後の教育のカギとなるように思われる。
テレビ静岡