32歳で資産3100万円を築いた元教師。“浪費家時代”に買ったヴィトン財布を今使わないワケ
節約生活で絶対やらないこと
おこめさんは節約生活の上で絶対にやらないことを決めている。目的のない「なんとなく」の外食だ。 記念日やお祝い事などで外食をすることはあるが、目的なしに「あー自炊だりー」では絶対に行かないのだとか。それに、必然的に子連れなので、よく考えると家で食べるより外での食事のほうが疲れている。 たーしーかーにーー。うなずきが止まらない。お金もかかるし気も休まらない、総じてコスパが悪いので絶対にやらないのだとか。
お金持ちの財布拝ませてください
おこめさんにお願いすると、浪費家時代に買ったというLOUIS VUITONの長財布を、「丈夫なので20年くらい使う」と言って見せてくれた。しかし、支払いにメインで使うのはクレジットカードで、そのカードもスマホケースに入れて持ち歩いている。つまり、天下のLOUIS VUITONは普段は持ち歩かないという。 現金を1万円程度、あとはカードや病院の診察券入れとして家で留守番をさせているとおこめさんは言う。もう一度言う、天下のLOUIS VUITONなのに。 外出する時は子ども用のアイテムも必要なのでリュックを愛用する。しかし、子どもがいないとポケットにスマホとハンカチだけを持って外出するというミニマリストであり手ぶら族。キャッシュレス決済と家の鍵もスマートロックで、スマホがあれば困ることはなさそうだ。 このお金のかからない身軽な暮らしがおこめさんに合っているらしく、今後どれだけ資産が増えても、ミニマルライフは自然と続きそうなのだとか。
最後に金言をあなたに
最後に、お金がない!と嘆く人(わい)にアドバイスがあればください、とお願いすると以下の言葉をくれた。無修正(使い方あってんのかしら)で載せておきます。 「現状、お金で悩むことがほとんどなくなったので、今は子どもと過ごせる時間を大切にしています。夫は昨年から時短勤務に切り替え、収入は下がりましたがさほど問題は感じていません。一攫千金は夢物語です。しかし、長期で分散・積立投資をすれば、だれもがお金持ちになれます。投資元本1000万円を超えた頃から、見える世界が変わりました。『怖い』『わからない』『めんどくさい』を乗り越えて、資産形成していきましょう!」 うわ! なんか最後めっちゃ先生っぽい! 先生のお言葉だと思うと「だれもが」という部分に信憑性を感じるのは私だけではないはずだ。甘い言葉に引っ張られたり、ズルしたり、勝負のような行動はしない。地道に学びを深めて行動すれば、必ず道は開けるのだから…ということを、今回はおこめさんから学んだ。 さあ、みんなお金持ちになろう。 <TEXT/阪口ゆうこ> 【阪口ゆうこ】 1981年生まれ。整えアドバイザー。片付けや整えについてのブログ「HOME by REFRESHERS」を運営。コラムなどの執筆、セミナー開催を行う。著書に『ゆるミニマルのススメ』などがある。好きなものはビール、宴会、発信すること。嫌いなものは戦争、口内炎、マラソン。Instagram:@sakaguchiyuko___
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