IKKOさんに聞く、人付き合いの極意と対人関係の掟5カ条
運は、開拓するものというIKKOさん。 運気アップにつながる人付き合い術と、良好な人間関係を築くコツを聞きました。 【写真ギャラリーを見る】
IKKOさんは、日頃から対人関係を大切にしている。それは自身の経験から、「いい人間関係を築いていると、いい運を引き寄せる」と確信しているため。そのわけを聞いてみよう。 「いい人間関係が良縁を呼び込み、人から人へご縁がつながって思わぬ幸運が舞い込んできたりします。運は、人が運んでくるものなのよ」 開運を神頼みする人が多い中、人の力で福を呼ぶご利益にも注目したい。
対人関係の良し悪しが運を分ける。
「人は一人では生きていけません。人に助けられ、支え合って生きていけるの。私は過去に八方塞がりの状態になったとき、意外な人から救いの手が差し伸べられて窮地を脱したことがあります。誰に対しても誠実に対応していると、それが巡り巡って自分に返ってくるのよね。だから人間関係は大切にしなくちゃと胸に刻んでいるんです」 そう思う背景には、若い頃の苦い経験も反省材料としてある。厳しい先輩への不満やグチをこぼしてばかりいたら、状況は悪くなる一方。そのとき「天につばを吐けば自分に返ってくる」と気づき、言動を改めたとたん運気が好転し始めたことも忘れてはいない。 「対人関係がうまくいっていないと、運気を下げることは確かよ。人間関係のストレスで暗い顔をしていたら、運が逃げていきます。心身にダメージを及ぼすなど、負の連鎖を引き起こすの。そうならないために、まずは人から好かれる人間になれるように心がけることが大事。自分の運は人が握っていると思って、上手な人付き合いをしていくと運気が上がってきます」
笑顔で明るい人は福を引き寄せる。
人付き合いが苦手で、どうもうまくいかないという人もいる。いい関係を築くコツを聞いてみたい。 「人間関係も運気も、鍵を握るのは笑顔よ。笑顔は人をいい気分にさせます。人間は自分を元気にしてくれる明るいものに引かれるので、いつも笑顔で明るくしていると周りには多くの人が集まるんです。笑顔は前向きなエネルギーを生み出して、生きる活力になったりする。『笑う門には福来る』といわれるように、笑っていると災厄を遠ざけて、運気アップにつながるの」 性格的になかなか笑えないなら、作り笑いや愛想笑いでもいいというIK KOさん。無理にでも笑っているうちに、脳が刺激されて明るい自分を作り上げていくとのこと。 「自分で自分を盛り上げていくと、少しずつポジティブ思考になっていくの。人がいっしょにいたいと思うのは、生き方に芯があってポジティブな人。ただし真のポジティブというのは、不都合なこともすべて受け止めて前向きに考えることね。それと、何があってもドーンと構えていて、気楽そうに生きている人も好かれます。細かいことに目くじらを立てず、『見ざる、言わざる、聞かざる』の生き方でいくと、いい人間関係が保てるはずよ」