IKKOさんに聞く、人付き合いの極意と対人関係の掟5カ条
人に期待し過ぎないこと。
自分の思いを相手にわかってもらえないときは、わだかまりが残る。そんなときはどうすればいいのだろう。 「他人に期待しちゃダメ。期待してそのとおりにならなければ、不満がくすぶるだけでしょう。みんな考え方が違うのだから、理解し合えないことがあって当然。大きな心で許容して、自分の意見を主張し過ぎないことも大切よ。礼儀と敬意をもって接していれば、変な雰囲気にはならないと思うわ」
人の感情に振り回されない。
頭を悩ますのは、苦手な人との接し方。できれば会いたくないが、そうともいかないのが難しいところだ。 「避けられない相手なら、上手な対応術を身につけることね。もしも気分が悪くなることを言われたら、ムッとするのではなく、ユーモアで返すとかね。逆に、その人の喜びそうなことをしてあげると、相手の接し方が変わってくるかも。それでお互いにウインウインの関係になれたらラッキーだと思って、試してみる価値はあるわよ」 人は変えられないが、自分を変えることはできる。自分が変わると、人が変わることもある。それが現状を変える打開策になるかもしれない。 「人の感情は、山の天気のように変わりやすく、機嫌がいいときもあれば悪いときもあります。心に余裕がないときって、人にやさしくできないのよ。大事なのは、人の感情に自分が振り回されないこと。上手にかわしていけばいいの。心をチェンジングして、嫌な気持ちは引きずらないことね」
大切な人は3人いればいい。
人間関係は、ほどよい距離感が大切というIKKOさん。「腹六分で付き合うのがちょうどいい」と話す。 「賢い付き合い方は、人の領域に深く入り込まないこと。みんなと親密になる必要はないの。周りに信頼できる人が3人いれば充分。自分を理解してくれる人が2人、叱ってくれる人が1人いればいいのよ。人には多くを求めず、気分よく付き合っていくと、いい流れが向こうからやってきます。開運とは、運を開拓していくこと。運は自分で切り拓いていくものなの。そのキーポイントとなるのが対人関係なのよ」 いい人間関係が開運につながっていくと、心に刻んでおきたい。