梶谷隆幸 引退したオフは「やっぱ変だよ」膝のケガは私生活でも…鬼ごっこで「娘にすぐ追いつかれる」
2024年シーズン限りで現役を引退した元DeNA、巨人の梶谷隆幸外野手(36)が4日にBSフジで放送された特番「実況解説野球旅~プロ野球88年世代旅!第2弾~」(後7・00)に出演。引退を実感した出来事について語った。 【写真】「実況解説野球旅」に出演した(左から)上田剛史氏、梶谷隆幸氏、坂本勇人、秋山翔吾、前田健太、大野雄大 同番組は、プロ野球界が誇る名選手が多くそろった1988年生まれの“黄金世代”で通称「88世代」の仲の良い選手たちが旅ロケ1泊2日に挑む人気企画の第2弾。巨人・坂本勇人、米大リーグ・タイガースの前田健太、広島・秋山翔吾、中日・大野雄大、元ヤクルト・上田剛史と梶谷(敬称略)の6人が、シーズン中には見せることのない“素”の表情で珍道中を繰り広げた。 “イケオジ”風貌の上田がハンドルを握る車に乗り込み旅に出発。その車内で引退した実感について梶谷は「あまりにも家にいるから、やっぱ変だよ、感覚は…」と語り、趣味についても「ゴルフしたいと思ってたんよ。ダメだね…膝と腰だね。そっちもダメだね」と、現状は引退を決断する大きな理由の一つとなった昨年4月に再発させた古傷の左膝痛が趣味にも影響してしまっていると明かした。 メンバーの中で“真面目キャラ”の秋山から健康維持も含めてトレーニングを続けることを勧められると「そうだね。ちょっと寂しいからね、スポーツできないと」とうなずいた梶谷は、車窓を見つめながら「ジョグ(ジョギング)ができない」とポツリ。隣に座る前田から「子供と遊ばれへんやん」とツッコまれると、「この前、駆けっこしたんよ…いや鬼ごっこか。もう娘にすぐ追いつかれる。すぐ捕まるから。全然ダメやわ…」と苦笑いを浮かべた。 走攻守のバランスに優れ、高い身体能力を武器に18年間プロの世界で活躍してきた“カジ”のまさかの告白に、後部座席に陣取った大野は顔をくしゃくしゃにして切なそうな笑顔。前田は「(すぐ捕まっちゃうぐらいが)ちょうどいいけどな、鬼ごっこ」と優しくフォローしていた。