大谷翔平のWシリーズでの亜脱臼をセ・リーグ盗塁王経験者が解説「これだけ走ったら…」
前中日コーチの荒木雅博氏(47)が、高橋慶彦氏(67)のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。ワールドシリーズで左肩を痛めたドジャース・大谷翔平投手(30)の走塁を盗塁王にもなった2人が振り返った。 ヤンキースとのワールドシリーズ第2戦の7回、二盗を狙った大谷が左肩を亜脱臼した。 この走塁について、3度盗塁王の高橋氏は「たまたまやろ」とぴしゃり。「たまたま左手ついて亜脱臼してしまった」と、まったくの不可抗力と説明した。 2009年セ・リーグ盗塁王の荒木氏も「これだけ走ったら(アクシデントも起こる)。大谷選手の凄いのはケガのリスクがあってもこれだけ走ったこと。50発打ってる人は走らない」と、シーズン54本塁打―59盗塁の偉業をあらためて称えた。 盗塁はケガのリスクも大きいが、高橋氏は「大谷選手は運動能力が高いので(力を)逃がしてケガしないようにしていると思う」と説明。荒木氏も「今回は疲れが溜まってきてちょっと(ブレーキが)我慢できなかったのかなと思う。でも試合出てますからね」と超人ぶりを称えていた。