開始13秒で先制もイタリアに逆転負けのフランス、指揮官は「努力が足りなかった」|UEFAネーションズリーグ
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、イタリア代表戦を振り返っている。 6日に行われたUEFAネーションズリーグのリーグAグループ2の第1節で、イタリアと対戦したフランス。開始13秒でブラッドリー・バルコラが先制点を奪ったものの、前半のうちに追いつかれる展開に。すると後半にはさらに2失点を許し、1-3で逆転負けを喫している。 EURO2024は準決勝まで進んだものの、パフォーマンスに厳しい批判が相次いだフランス。オリヴィエ・ジルーの代表引退など新チームが始動した中、バルコラやオリーセら若手選手を積極的に起用して迎えた初戦は逆転負けという結果に。母国パルク・デ・プランスでの公式戦で敗れたのは、2015年以来となった。 試合後、デシャン監督は会見で「非常に良いスタートを切り、プレッシャーもうまくかけていた。だが、その後は難しかった」と試合を振り返っている。 「我々は最初に見せたレベルを維持するだけのフィジカルもっていなかった。前半の終盤からデュエルに勝てなくなったんだ。フィジカルコンディションがベストからは程遠いとわかっていたが、特にカウンターの場面でも努力が足りなかったね。それが違いを生むことになった」 なお、フランスは9日の第2節でベルギーと対戦する。
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