2024年と2025年にデビューするメルセデスとAMGの限定モデルを含む17台を一挙紹介!
メルセデスG 580 – 燃焼エンジンの恐竜が電気自動車へ
エレクトロモビリティへの発展は、ベテランでさえも迂闊ではない。2021年にミュンヘンで開催されたIAAで、メルセデスはシュトゥットガルトで電気自動車「Gクラス(EQG)」の構想を発表した。この名前は流行らなかった。代わりに、電動「Gクラス」は「EQ」テクノロジー搭載の「G 580」と呼ばれる。
しかし、扱いにくい名前に加え、ファンが確実に気に入る決定的なポイントがひとつある。それは、メルセデスが「Gクラス」を忠実に再現し、硬質でクリアな輪郭にこだわり続け、クラシックな外観を維持していることだ。 また、燃焼式の「Gクラス」にはもはやV8が搭載されていないため、電気自動車に乗り換える顧客もいるだろう。視覚的には、2つのモデルに大きな違いはない。メルセデスはまた、電動モデルは本物のオフローダーにもなると保証している。技術データは?「G 580」は最高出力432kW(587)馬力、最大トルク1164Nmを発揮する。航続距離は最大473kmと言われている。
メルセデスの電気自動車Cクラス – 電気自動車としてのミッドサイズ・サルーン
メルセデスが電気自動車「Cクラス」の開発に取り組んでいることは、水晶玉がなくても予測できる。これは「EQC」という名前で発売される可能性が高い。シュトゥットガルトを拠点とするメルセデスは、コンパクトSUVの「EQA」から高級サルーンの「EQS」まで、ポートフォリオの大部分を電動化している。しかし、販売台数の多いミッドサイズクラスでは、「テスラ モデル3」と「BMW i4」にその座を明け渡しているのが現状だ。したがって、この状況が変わるのは道理にかなったことであり、おそらく早ければ2025年には変わるだろう。
電動「Cクラス」が「EQE」や「EQS」の小型版になる可能性は低いと考えられている。むしろ、このミッドサイズサルーンは、一貫して最適なエアロダイナミクスに焦点を当てている「EQXX」スタディをモデル化する可能性がある。 洗練された「EQC」のシートメタルの下には、中型車および大型車向けの新しい「MB.EA」アーキテクチャーがあり、800ボルトテクノロジーと、250~500馬力が予想される従来型のラジアルフローエンジンを提供する。さらに、バッテリーのエネルギー密度も大幅に向上させる予定であり、「EQC」に搭載される100kWhのバッテリーで1000kmの航続が可能になるのが理想的である。