真っ白の“ここだけグルメ” 看板メニュー誕生秘話 外国人も驚き「見たことない」
■暗いバーでひらめき 目立つオムライス
なぜ「白いオムライス」は生まれたのでしょうか?実はシェフが以前働いていたバーでひらめいたといいます。 桝田アナ 「白いオムライスってどこから発想?」 太田シェフ 「バーって暗いじゃないですか。黄色より白い方が浮き出る。白い方が目立つからイイかなって」 暗いバーでひらめいた「白いオムライス」は大ヒット。未来を明るく照らす“ここだけグルメ”となったのです。
■SNSで話題 どんぶりいっぱいの白いクリーム
続いての“ここだけグルメ”はこちら。この中にある食べ物が隠れています。何だと思いますか? 客 「初めて。他では聞いたことない」 「衝撃でした」 謎のメニューがあるのは、東京の恵比寿駅前にある手打ちそばの人気店「酒彩蕎麦 初代」。 平日のランチだけ食べられる牛たたきとろろご飯セット。今が旬の大和イモを使った限定メニューです。 さて、気になる“ここだけグルメ”は…おそば、ではありませんよ。 オーストラリアから 「アイスクリームみたいだ」 「私たちの国では見たことない」 SNSで話題となり、今や世界が注目する“ここだけグルメ”。 桝田アナ 「すごい。デザート?器が熱い」 どんぶりいっぱいの白いクリームのようなモノ。これは一体?
■多い日は1日150食以上も…「白いカレーうどん」
桝田アナ 「イモの味がします。ジャガイモ。カツオの和風だしの味」 そう、実は「カツオ風味のジャガイモのムース」なんです。では、その下に隠れているのは? 桝田アナ 「麺がたっぷり入っています。うどんのような太麺」 ついにその正体が。 桝田アナ 「カレーうどんだ」 酒彩蕎麦 初代 齋藤裕一店主 「当店の看板メニュー“白いカレーうどん”」 これぞ、“ここだけグルメ”、初代の白いカレーうどんです。 桝田アナ 「コクが深くスパイシー。ジャガイモのムースでまろやか」 多い日は1日150食以上も出る“ここだけグルメ”。 客 「普通のカレーうどんよりなめらかな感じ」 香りが強い、北海道産の小麦を使ったうどんは、もちろん手打ち。一度ゆでたら、コシを出すため水でしめ、再びゆでます。 齋藤店主 「(うどんは)しっかり食べごたえがある。コシが強すぎて食べにくくないように、しっかりめにゆでている」 15種類のスパイスを使った牛すじカレー。鶏や豚肉も試しましたが…。 齋藤店主 「ジャガイモのムースを合わせているので、食べた時に牛の方がうまみがありベスト」 ムースに使うのは、北海道産の男爵イモ。蒸したジャガイモを裏ごしします。お蕎麦に使用するカツオダシなどを生クリームと合わせ、ボトルに流し込みます。 炭酸ガスを入れると、ジャガイモのムースが。瞬く間に、白いカレーうどんに変身です。 齋藤店主 「最後にブラックペッパーをかけて完成」 アメリカから来た3人組。奥の男性は恐る恐る顔を近付け…ムースを1口。“ここだけグルメ”を初体験。いかがですか? アメリカから 「イモでできた雲みたい。口の中ですぐに消えて風味が残る」
■1年かけて考案 ジャガイモへのこだわり
一体なぜ「白いカレーうどん」は生まれたのでしょうか? 齋藤店主 「日本の家庭でよくあるカレーライスはジャガイモが入っている。どうにかしてカレーうどんに(ジャガイモ)盛り込めないかなと」 試しに、カレーうどんに固形のジャガイモを入れてみましたが、口当たりが悪く、食べにくかったため断念。そこで、ジャガイモをムースにすることをひらめき1年かけて考案。こうして、世界の人たちを魅了する“ここだけグルメ”が誕生したのです。 客 「めちゃくちゃおいしい」
テレビ朝日