独占【串田アキラ】 急性すい炎から復活 「俺は、歌のために生まれて来たんだから、歌をやらなきゃ」「みんなと一緒に歌いたい」 入院生活・ステージ復帰・ファンへの想いを語る
■入院中はつらかった? 串田さん: それはつらかったですね。そういう風にやっていると、考えることがいっぱいあるじゃないですか? 「早く出たい」って、考えれば考えるほど「うゎ~」ってなってくるんです。 「俺は何やってんだろうこんな所で…」っていう。そういうのがすごいつらかったです。 今年1月から始まった、半年間の入院生活。 肉体的にも精神的にも、極限まで追い詰められていた串田さん。 検査と治療が続き、その内の約2か月間は「絶飲食」。 栄養を、点滴やチューブから摂っていたといいます。 ■半年間に及ぶ入院生活はどのように過ごしていましたか? 串田さん: その管から栄養を入れて、あと、腕はずっと針が刺さったまま。 そこから点滴をやるので、もう、体中動かないんです。 ■入院中、体重も減りましたか? 串田さん: 多分、67キロぐらいあったんです。それから30キロ落ちたんです。 だから、(体重は)半分なくなっちゃった。だからもう、何着てもダブダブです。 入院中に受けた手術は「4回」。 日に日に落ちていく、体重と体力でしたが、気持ちだけは決して折れませんでした。 ■入院中に支えとなったものは何だったのでしょうか? 串田さん: 自分で歌っている歌が、いっぱいあるじゃないですか。前向きな歌が、「倒れたら立ち上がり」とか、「立ちどまるな 弱音をはくな」とか。 そういうのがいっぱいあるんで、その歌を自分でもう一回、「歌い直していこう」と聴いていると、「俺はこれ(歌の)ために生まれて来たんだから、これ(歌を)やらなきゃ」っていうのがあって。 それを考えていて、楽しいからどんどん前向きになって、「よし!じゃあもう何を言われようが、筋トレやっちゃおう!」とか、「よし!これ怒られようが、これやろう」って、そういうのをよくやっていました。 歌詞に込められた「不屈」のメッセージ。 自分の歌で、自分を鼓舞し、病室でも筋トレや歌の練習に励み、決してあきらめない姿を、自身のSNSで発信し続けていました。