独占【串田アキラ】 急性すい炎から復活 「俺は、歌のために生まれて来たんだから、歌をやらなきゃ」「みんなと一緒に歌いたい」 入院生活・ステージ復帰・ファンへの想いを語る
■SNSで筋トレや歌の練習を発信し続けた理由は? 串田さん: やっぱり、一回そういうのを発信して、これは自分のことなんだけど(ファンの)みんなが見てくれて。 「じゃぁ」って、みんなの反応を見て、自分だけでこうやって思っているだけじゃなくて、みんなも引き込むっていうか、それでまた「みんなもやっている」っていうと「よ~し!俺もまたやるよ」って、「いい相乗効果が出れば」と思って。 とにかくただ「思ってるだけじゃダメ」なんで、「何かやろう」と思って。 ■ファンの反応は? 串田さん: もうすごかったですね。(ファンから)「俺も今入院しているんだけど、それやるよ」とか、そういうのがあるから、「じゃあ俺も負けないよ」って ■そこまで強くいられた理由、入院中の「支え」となったものは? 串田さん: ずっと夢だったんですね。この「音楽を続けていく」っていうのが。 中学生ぐらいのときにバンドをやろうと思って、いろんな人を集めてやりだして、いろんなバイトをやったりなんかして、何とか「やろう」って。 だからその最初を、いつも思い出すんです。 そこまでやって、「好きだから出来たんだよ」って。 何かでぶつかった時に「ああ、もうダメかな…」って思った時に「いや、もっと好きになりゃいいじゃん」って。 ■入院中もその夢を持ち続けた? 串田さん: 絶対、「その時やったんだから、できないはずがない」ていうので。 もう1回…同じにまでいかなくても、「まだ歌えるぞ」っていうのを、やっぱり「みんなと一緒に歌いたい」それが一番ですね。 「みんなと一緒に歌いたい」っていうのが。 そして、今年10月。 「みんなで一緒に歌いたい」という想いが届き、串田さんはステージに戻ってきました。 ライブでは「キン肉マン Go Fight!」や「太陽戦隊サンバルカン」「疾風ザブングル」「宇宙刑事ギャバン」など、全10曲を熱唱。 会場は、ファンの熱気に包まれました。 ライブでのMCで、串田さんは、ファンへ… 串田さん【ライブでのMCでの発言】: (ファンに向かって)ただいま-!! 立っているのが精一杯ぐらいなんですけど、歌えてよかった。 難しい病気だったので、命あるだけでも幸せかなって、(医師の)先生方も「命だけは助けるんだ」って言って必死になってやってくれたそうです。 もう歌うことなんか二の次、全然その時は(歌のことは)考えてなかったって言っていました。一割しか助からない病気って言われていましたから、せっかくもらった命、大切に使っていこうと思います。 そして、ライブ終了後、改めて、串田さんに心境を聞きました