独占【串田アキラ】 急性すい炎から復活 「俺は、歌のために生まれて来たんだから、歌をやらなきゃ」「みんなと一緒に歌いたい」 入院生活・ステージ復帰・ファンへの想いを語る
キン肉マンなど、数々のアニメ作品や、特撮ヒーローの主題歌、富士サファリパークのCMソングなどで知られる、歌手の串田アキラさん。 今年1月に体調不良を訴え、「急性すい炎」を発症し救急搬送、その後、半年間の入院生活を経て、10月26日に退院後初のワンマンライブを行いました。 【写真を見る】独占【串田アキラ】 急性すい炎から復活 「俺は、歌のために生まれて来たんだから、歌をやらなきゃ」「みんなと一緒に歌いたい」 入院生活・ステージ復帰・ファンへの想いを語る 肉体的にも精神的にも、極限まで追い詰められていた入院生活を振り返りながら、串田アキラさんが、復帰への想いや、今後の夢を語りました。 ■1月に救急搬送された当時の病状は? 串田さん: いきなりね。いつもと違う痛みが来たんです。突き上げるような「なんだこりゃ」っていうような。すぐ救急車を呼んでくれって、(病院に)もう着いたときにはわからなかったです。ストレッチャーか何かでガ~っという振動だけは入ってきたんですけど、それからもう眠りに入っちゃった。 ■特にその前兆みたいなものはなかった? 串田さん: 全然なかったです。 ある日、突然、腹部に突き上げるような痛みを感じ、救急搬送された串田さん。 そのまま意識を失い、再び目が覚めた時は、病院のベッドの上だったといいます。 串田さん: 体の中に、ホースっていうか、鼻からです。2本、内臓の方まで入れていて。 しゃべる時もずっと入っているわけですから。気が付いたら、僕がそれを抜いていたらしいんです。 串田さんの命を守るため、串田さんが無意識にチューブを抜いてしまわないように、ベッドに両手を拘束する処置がとられたといいます。 串田さんは、それが「必要な医療行為」だと理解し、納得しながらも、その時の苦しさを振り返りました。 串田さん: (そうしたら)今度は、ベッドに両手を縛られて。寝るときも。 その苦痛ったら、もう信じられない。拷問みたいな感じ。 でもそれをやらないと、(ホースを)抜いちゃったり、いろんなことをやるらしいんです。 本当に(医師に)「いつ死んでもおかしくない病気だ」って言われて、とにかく、何も考えず「生かすことだけを考えよう」って。 最初は騒いだと思うんですけど、観念しちゃったというか。