カープ戦力外の曽根海成、菊池涼介のノック受ける 合同トライアウトに向け練習
広島東洋カープを戦力外となった曽根海成内野手(29)が27日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で練習した。約2時間打ち込んだ後、練習相手を買って出てくれた菊池涼介内野手(34)とキャッチボールを行い、ノックを受けた。 曽根にノックをする菊池 菊池は曽根相手にバットを握ると、三塁線へ打ったり、打球の高さに強弱を付けたりするなど実戦に向けた練習を徹底。「死んだ打球は打っていないよ」「いい守備範囲だ」「しっかり放れ」などと明るい雰囲気をつくった。曽根は遊撃、二塁、三塁と受ける場所を変え、持ち味の強肩と堅実なグラブさばきを見せた。最後は三塁に就き、10本連続で捕球、ネットスローを成功させて終えた。 曽根は内外野を高いレベルで守れる守備力と走力が最大の武器。11月14日にある12球団合同トライアウトでも内外野の複数ポジションを守る予定という。
中国新聞社