【MLB】カブス・鈴木誠也は4週間離脱の見込み 右わき腹痛で故障者リスト入り 戦列復帰は5月中旬か
日本時間4月17日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は右わき腹を痛めて故障者リスト入りした鈴木誠也について、「戦列復帰するまでに4週間ほどかかる」との見通しを示した。カウンセル監督は「症状がなくなれば、(復帰の具体的な日時が)わかるだろう。推測で言うのはあまりよくないが、現時点での推測で言うならば、復帰できるまでには4週間ほどかかるのではないか」とコメント。指揮官の予想通りであれば、鈴木が戦列に戻ってくるのは5月中旬ごろということになりそうだ。 鈴木が右わき腹を痛めたのは日本時間4月15日に行われたマリナーズ戦のことである。この試合の最終打席でサードゴロを打った際、鈴木はいつも通りに一塁へ向かって走り出したが、突然右わき腹の違和感に襲われたという。結局、翌日には10日間の故障者リストに登録されたことが発表され、しばらくのあいだ戦列を離れることに。今季は開幕から15試合に出場して打率.305、3本塁打、13打点、OPS.893の好成績を残し、打線を牽引していただけに、チームにとっては小さくない痛手となる。 カウンセル監督は「彼のような選手の穴を埋めることはできない。今いる選手を集め、彼らが揃っていいパフォーマンスを発揮する必要がある。活躍していた選手の代わりを誰か1人が務めるのは難しい」とコメント。鈴木の故障については「走っているときにわき腹を痛めるなんて、そんなに頻繁に起こることではない」と語った。 鈴木が離脱したことにより、カブスは左翼イアン・ハップ、中堅コディ・ベリンジャー、右翼マイク・トークマンが基本の布陣となる見込み。鈴木の離脱に伴ってアレクサンダー・カナリオがメジャーへ昇格しており、右打者のカナリオと左打者のトークマンが併用されることになりそうだ。とはいえ、オープン戦から好調を維持して打線を牽引していた鈴木の穴を埋めるのは容易ではなく、1日でも早い復帰が待たれる。