【ヤンキース4－5ブルージェイズ】＠ロジャース・センター

今季初勝利を挙げたブルージェイズの菊池雄星（MLB Advanced Media）

　日本時間4月17日、3連勝中のブルージェイズは本拠地でのヤンキース戦に5対4で勝利し、明日の最終戦を残して3連戦の勝ち越しが決定。連勝を4に伸ばし、今季10勝に到達した。ブルージェイズ先発の菊池雄星は6回4安打9奪三振1失点の好投で今季初勝利（1敗、防御率2.08）を挙げ、4番手のジョーダン・ロマノは今季初セーブを記録。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは4回5安打3失点で今季初黒星（1勝）を喫した。 【動画】ブルージェイズ先発の菊池雄星が9つの三振を奪う（MLB.comより） 　2回表にホセ・トレビーノのタイムリーで先制されたブルージェイズは、3回裏一死満塁からジャスティン・ターナーの犠飛で追いつくと、4回裏二死満塁からブラディミール・ゲレーロJr.の2点タイムリーで勝ち越しに成功。6回裏にはボー・ビシェットのタイムリーなどで2点を追加し、5対1とリードを広げた。7回表に2点を返され、9回表には今季初登板の守護神ロマノが1点を失ったが、5対4で逃げ切り。4連勝となり、今季10勝に到達した。 　ブルージェイズの菊池は三者三振という最高の立ち上がりを見せたが、2回表二死1・2塁からトレビーノのタイムリーで先制点を献上。しかし、3回表と4回表はいずれも三者凡退に抑え、5回表と6回表も1安打ずつを許しながらも無失点で乗り切った。結局、6回94球を投げて被安打4、奪三振9、与四球1、失点1と安定したピッチングを披露。今季4登板目で初勝利を挙げ、防御率は試合前時点の2.30から2.08まで向上した。