「ミレー」の凄すぎる撥水性を公式実験! 街使いもできる新作は、雨も蒸れも全方位フォロー
歴史あるフランス発のアルパインブランド「ミレー」。 登山用バックパックで広く名を轟かせ、以降、同社のアイテムを着用した名だたる登山家たちが偉業を成し遂げることで性能の高さを実証。だからこそ、街なかでも不可解な天候が目に余る昨今、きっと頼りになるに違いない。 ▶︎すべての写真を見る
ということで、梅雨を目前にプレスルームへと足を運んでみた。案の定、名門の名に恥じぬ精鋭揃いで……。
――まず初めに、改めてブランドについて聞いてもいいですか? 林 「ミレー」は、フランスのアヌシーに本社を置く、1921年創業のアルパインブランドです。かれこれ、100年以上の歴史がありますね。 アヌシーは元々、パラグライディングをはじめとするアウトドアアクティビティが盛んで、車で1時間も走ると世界的にも有名なシャモニーという山岳リゾート地やフレンチアルプスもあり、アウトドア遊びにはもってこいの環境。本社スタッフもトレッキングやクライミングなどを思い思いに楽しんでいます。 ――そういった土壌で育まれた経験がアイテムに落とし込まれているんですね。
林 フランス本社では、アルパインクライミングの経験と知識をベースに作られています。それに対しジャパン社では、日本の気候や環境に合わせた独自のアイテムを開発しています。例えば梅雨は、本国に比べると高温多湿なので、それに合わせた機能性を取り入れているんです。 ――ここに並んでいるアイテムは日本企画ですか? 林 はい。今回は、梅雨にも最適なアイテムをご用意しました。
林 まずは、ミレーの代名詞である「ティフォン50000ストレッチ ジャケット」。フランス語で“台風”を意味する、ティフォンと名がついたシェルです。
林 レインウェアはゴワゴワしたイメージを持たれる方も多いと思います。でも、このティフォンは、それを全く感じさせません。肌触りを良くするため、裏地にはニット素材を採用しています。