愛媛県西条市では豪華絢らんで知られる西条まつりが開かれています。伊曽乃神社の祭礼では１６日夕方に呼び物の「川入り渡御」が加茂川で行われ、クライマックスを迎えました。 夜の帳が下り始める頃、加茂川を挟んだ土手沿いや河川敷に次々と集まったのは約８０台のだんじり。西条まつりの呼び物「川入り渡御」の祭礼です。 だんじりのちょうちんが浮かび上がった午後６時過ぎ、地域を周り終えた神輿が神社に戻るため対岸から川に入ると、神戸地区の１１台のだんじりが一斉になだれ込み「川入り渡御」がスタート。だんじりが祭りを終わらせまいと神輿の行く手を阻みました。 かき手たちは威勢のいい掛声とともにだんじりを担ぎ、膝の上まで水に浸かりながら練りを披露。だんじりが夜の川に乱舞すると提灯が川面を照らし出し、風情あふれる光景が広がり、かき手や見物客が祭りの終りを惜しみました。 見物した女性： 「最後の川入が最高にきれいでした。ちょうちんの動きがきれいですね」 見物した男性： 「川の反対側でね、西条市のだんじり全部が（神輿を）見送ってるんですよ。小さい時から見てますけど毎回感動します」 西条まつりは１７日の飯積神社前の祭礼でフィナーレを迎えます。 #愛媛県 #西条市 #西条まつり #祭り #加茂川 #伊曽乃神社 #川入り渡御 #だんじり #祭礼 #呼び物 #名物