テレビ愛媛

愛媛県の５０代の男性職員が酒を飲んだ状態で車を運転し、事故を起こしていたことがわかりました。県が１９日に会見し、不祥事の発生を謝罪しました。 飲酒運転で事故を起こしたのは、愛媛県総合科学博物館に勤務する５０代の係長級の男性職員です。 県によりますとこの職員は１０月１８日の午後５時半頃、八幡浜市保内町のコンビニで５００ミリリットルのハイボール２本を購入して駐車場で１本飲み、さらに午後６時頃に松山自動車道を走行中に１本飲んだということです。 その後休憩するため立ち寄った伊予灘サービスエリア上りで車を駐車しようとしたところ横に駐車していた普通車に接触する事故を起こしたということです。 この事故によるけが人はいませんでしたが、通報で駆け付けた警察による呼気検査で、基準値の約５．３倍の呼気１リットルあたり０．８ミリリットルのアルコールが検出されました。 この職員は公務で３０年以上昆虫を研究していて、この日は朝から蝶のアサギマダラの捕獲を目的に伊方町に公務で出張していました。 そして蝶を捕獲し松山市内の自宅に帰宅していたところ、所属長から「地元の方が蝶の返還を求めている」と連絡をうけ、伊方町まで蝶を戻しにＵターン。 男性職員はこの指示に腹が立ち飲酒したということで、「非常に申し訳ないことをしてしまった」と話しているということです。 県によりますとこの職員の普段の勤務態度に問題はなかったということで、警察の対応を踏まえて厳正に処分を検討するとしています。 県職員の飲酒運転は今年５月に続いて今年２件目で、県はすみやかに研修を実施し再発防止に努めるとしています。 #愛媛県　#松山市　#伊方町　#大洲市　#伊予市　#新居浜市　#県職員　#愛媛県庁　#車　#交通事故　#飲酒運転　＃警察