31歳、冬ボーナスが「30万円」でしたが、昔は「社会保険料」が引かれてなかったって本当ですか…?
社会保険料の天引きは、もしもの場合や将来のためと思って納得しよう
昔は、ボーナスから社会保険料は天引きされず、引かれているのは所得税だけでした。そのため、両方が引かれている現在(2024年1月時点)の手取り額は、当時の金額よりも大きく減っていることになります。手取り額をシミュレーションすると、以下のようになりました。 ●ボーナス90万円の場合の手取り額:約56万4958円 ●ボーナス30万円の場合の手取り額:約24万83円 昔に比べて、現在は社会保険料が引かれてしまいますが、厚生年金保険料は将来年金として受け取るための費用とも考えられます。支払った税金や社会保険料に相応のものを受け取れるのか考えつつ、将来のための投資と考えてみるのもよいでしょう。 出典 日本経済団体連合会 2023年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均) 全国健康保険協会 令和5年3月分(4月納付分)からの健康保険・厚生年金保険の保険料額表 厚生労働省 賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表(令和5年分) 厚生労働省 令和5年度雇用保険料率のご案内 大阪シティ信用金庫 中小企業の2023年冬季ボーナス支給予定 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部