物価高給付手続きの書類を受託業者が紛失、12人分の個人情報が漏えいか 鹿児島市
鹿児島市は14日、物価高に対応する調整給付金の手続き書類を紛失し、12人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。書類には氏名や住所のほか、通帳や身分証のコピーが含まれていた。被害は確認されていない。 世帯主名、人数、居住年数、子どもの課税権まで…偽の電話に引っかかる、鹿児島市が個人情報を漏洩
市保護第一課によると、谷山支所の同給付金窓口で9日、手続きに来た12人分の書類が入ったファイルがなくなった。事業の受託業者がマニュアルに反し、一時的に机上に置いていた。庁舎内や周辺を探したが見つからなかった。 書類には電話番号、口座情報、給付額なども記載。来庁者が誤って持ち帰った可能性があり、同日手続きした57人(紛失該当者含む)に確認を進めている。市は再発防止策として、受託業者に現場責任者を配置させた。
南日本新聞 | 鹿児島