前K-1王者の朝久泰央が2度のダウンを奪ってBreakingDown王者のYURAに判定勝ち。ファイトマネーは全額寄付【RIZIN DECADE】
RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)とRISEのスーパーライト級でも7位にランクインする、BreakingDownフェザー級王者のYURA(ダイヤタイガージム)がRIZINキックボクシングルールで対戦した。 朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破り、王座を獲得も昨年3月に与座優貴に敗れ陥落。その後、ケガで長期欠場となり、今年10月にKrushで龍華を相手に復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。 YURAはBreakingDownで活躍する一方でRISEにも参戦。昨年12月の「RISE WEST.21」ではねぎ魔神、今年3月には「RISE ELDORADO 2024」というビッグマッチにも出場しKENTAに勝利し、スーパーライト級(-65kg)で7位にランクイン。10月の「FIGHT CLUB.2」では木村“ケルベロス”颯太にTKO勝ちを収めている。また12月8日に行われた「BreakingDown14」ではフェザー級1dayトーナメントで優勝しBreakingDown初代フェザー級王者となっている。
1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかける朝久にジャブのYURA。朝久は右ロー。YURAも右ロー。朝久はスイッチを繰り返す。YURAの左フックに朝久が右フックを合わせてダウンを奪う。朝久はローで前に。YURAはカウンターを合わせる。なおも前に出る朝久にYURAが右ストレートをカウンターで合わせると朝久がヒザをつきダウン。すぐに立ち上がり、パンチを出す朝久だがレフェリーが止める。朝久は前に出て蹴りを放つとYURAはカウンターで右フックを合わせる。朝久の右ローにYURAはワンツー。 2R、ともにロー。朝久はバックスピンキックからボディーを連打。YURAは前蹴り、右カーフ。朝久は左インロー。圧をかけるのは朝久。YURAはカウンターで右ストレート。朝久は左フックを合わせる。YURAは左ジャブ。朝久はワンツーから前蹴りを顔面に。“打ってこい”のYURA。YURAは飛び込んで左フック。これで朝久は鼻血を流す。朝久はカウンターで左右のパンチを当ててから前蹴りを顔面に。そしてヒザ蹴りとつなげる。