お金より大切なものはなにか?どんな時代になっても役立つお金との上手なつき合い方
お金のつき合い方が変われば、人生は変わる
ところで、もしもお金が自分のやりたいことを応援してくれる(お金が入ってくる)としたら、どんなことを始めるでしょうか? もしも「お金が入ってきたら、大好きなことを始めようかな」と考えているとしたら、いつまでたってもそれに相当するお金は入ってこないかもしれないと著者は述べています。 簡単な話で、好きでもないことをやっている限り、たいしたお金は入ってこないものだから。だとすれば、貯金もできないわけです。 そうではなく、「大好きなことをやって、お金についてきてもらう」という方法も考えてみましょう。いまは、銀行から借り入れるだけでなく、クラウドファンディングなどの方法もあります。あなたにアイデアと情熱さえあれば、びっくりするぐらい、たくさんの人が応援してくれる時代になりました。(187ページより) 「お金をどうするか」も大事ではあるけれど、「自分が本当はなにをやりたいのか?」という“人生において大切な問い”を自分にしてみる必要があるということ。 その質問は、「自分が生まれてきた目的」にも関係してくると著者はいいます。だからこそ、本当にやりたいことさえわかれば、人生が劇的に変わっていく可能性もあるのです。(180ページより)
「お金よりも大切なもの」はなに?
いうまでもなく本書のテーマは金ですが、本当に考えてほしいのは「自分がこれからどう生きるか?」ということだと著者。お金は生活をサポートしてくれるものではあるけれど、主人公ではないのです。 あなたにとって、何が本当に大事なのでしょうか? これからの10年間、いまと同じ仕事を続けて、あなたは幸せですか? もし、「それは絶対イヤだ!」と思うなら、今日から、新しい仕事ができないか、考え始めましょう。(183ページより) いまの延長線上に“最高の未来”をイメージできないのだとすれば、本当に行きたかった人生に移行するべきであるはず。 お金は、それを実現するために存在しているものでもあるというのです。(182ページより)