スペインに歴史的大敗でも続投決定のレーブ。納得するファンがいるのか…
歴史的大敗を喫した一戦で愕然とするしかない統計が
スペインに歴史的大敗を喫し、レーブの退任を求める声が噴出。それでもDFBは、後日のオンライン会議で現体制の継続を決めた。(C) Getty Images
ドイツ代表がスペインに6点差という歴史的大敗を喫した。ロシアW杯以降、汚点を残してばかりのレーブ監督への風当たりは強まるばかりだ。だが、DFBが下した決断は続投――。はたして納得するファンがいるのか。(文:ルドガー・シュルツェ/訳:安藤正純 2020年12月17日発売『ワールドサッカーダイジェスト』の「ザ・ジャーナリスティック ドイツ」を転載) ―――◆―――◆――― ドイツ代表、とりわけヨアヒム・レーブ監督への逆風が強まっている。UEFAネーションズ・リーグのリーグAグループ4の最終節(11月17日)、スペインとのアウェーゲームで0-6と惨敗したからだ。 もっと大差をつけられた試合なら他にもある。ただ、ドイツ帝国の第三代皇帝ヴィルヘルム2世の治世下における1909年まで遡らなければならない。当時のドイツ代表はサッカー好きのアマチュアを適当に集めた急ごしらえのチー
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