ロッテ・松本球団本部長、佐々木のポスティング容認に「今年までの5年間の総合的な判断として、彼の思いを尊重することにしました」
ロッテは9日、佐々木朗希投手(23)について、ポスティングシステムによる米大リーグ球団への移籍に向けた手続きを開始すると発表した。 その理由について球団を通じて松本尚樹球団本部長(54)は「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の思いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」と明かした。 また吉井監督もコメントを発表。「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることも出来るのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」と後押しした。