鹿島アントラーズのFW鈴木優磨　撮影：中地拓也

　11月30日、J1リーグ第37節が行われ、ヨドコウ桜スタジアムでの一戦は鹿島アントラーズが2－0でセレッソ大阪に快勝した。その2点目のFW鈴木優磨のゴールが絶賛された。 ■【動画】「一瞬時が止まった」「ワールドクラス」「スーパーゴール」の声が寄せられたJ1鹿島FW鈴木優磨の左足ダイレクトボレー弾■ 　2試合連続ドローが続いていた鹿島が敵地に乗り込んだ一戦。前半10分、MF知念慶のロングシュートのこぼれ球をFW師岡柊生が押し込んで先制点を奪うと、その4分後の同14分に会心のゴールが生まれる。 　右サイドのCKからだった。相手DFがヘディングでクリアしたボールにMF柴崎岳が反応すると、完璧なファーストタッチから右足で柔らかいクロスをファーサイドに送り込む。そこでフリーになっていた鈴木が、ボールの落下地点を見極めながら落ち際を左足ダイレクトボレー。低弾道の強烈なシュートを逆サイドネットに突き刺した。 　出場停止明けだった鈴木は、これが今季13ゴール目。「クロスボールも鈴木選手のシュートも質の高さが素晴らしい」とDAZN中継での解説を務めた元日本代表の橋本英郎氏も唸ったゴール。得点を決めた鈴木は、静まり返った敵地スタンドを前でこめかみを人差し指で刺すマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードのゴールセレブレーションを披露した。

■「一級品のプレーが連続しましたね!」

　このワールドクラスの一撃に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。 「一瞬時が止まった」 「スーパーゴールだ優磨」 「柴崎のクロスも、優磨のダイレクトシュートも一級品のプレーが連続しましたね!」 「激ウマシュートからセレブレーションまで最高」 「鈴木優磨これは上手すぎるワールドクラス」 　鹿島は3試合ぶりの勝利を挙げた。12月8日に行われる最終節は、暫定2位で逆転優勝の可能性を残したFC町田ゼルビアを本拠地カシマスタジアムで迎え撃つ。鈴木の活躍、そしてゴールを多くのファンが期待している。