小久保玲央ブライアン、後半ATに“神の手”被弾か…判定に疑問のシントトロイデンMF「僕らは勝利を奪われた」
シントトロイデンは1日、ベルギー・リーグ第16節でゲンクと対戦して2-2で引き分けた。後半アディショナルタイムに追いつかれる展開となったが、その失点が相手のハンドによるものではないかと物議を醸している。 【動画】物議の“神の手”ゴール シントトロイデンが2-1でリードする後半45+3分、ゲンクの右CKをFWトル・アロコダレがヘディングで合わせると、ボールはゴール前のゲンクMFイブラヒマ・バングラの左太ももに当たってゴール方向へ飛ぶ。これをバングラが押し込もうと体を投げ出す中、GK小久保玲央ブライアンは右手のパンチングで凌ごうとした。ところが小久保のパンチングは空振りで腰にボールが当たる形となり、バングラも触れられずにゴールイン。ゲンクに劇的な同点ゴールが生まれた。 ただ映像では、小久保がパンチングを試みた瞬間にバングラが右手でコースを変えたように見え、その影響で空振りをしたようにも見えた。シントトロイデン側はすかさずハンドをアピール。しかしVARチェックを経ても判定は変わらず、ハンドの反則は認められなかった。リーグ公式サイトでは小久保のオウンゴールと記録されている。 『DAZNベルギー』は「このゴールは有効だと思いますか?」とXに投稿。この日2ゴールを決めたシントトロイデンのMFアドリアーノ・ベルタッチーニは「腕でボールの方向を変えたからハンドだよ。僕らは勝利を奪われた」と悔しさを示している。