はやぶさ2は22日着陸予定 JAXA会見(全文1)着陸精度の良い領域を選定
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、記者会見を行い、小惑星「リュウグウ」へのタッチダウン(着陸)準備を進める小惑星探査機「はやぶさ2」の現状について説明した。 【動画】「はやぶさ2」、リュウグウへのタッチダウンは2月22日 JAXAが会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「はやぶさ2」、リュウグウへのタッチダウンは2月22日 JAXAが会見」に対応しております。 ◇ ◇
「はやぶさ2」の概要説明
司会:それでは定刻になりましたので記者説明会開催させていただきます。本日、小惑星探査機「はやぶさ2」記者説明会、2月期第1回目の説明会となります。まず初めに登壇者の紹介をいたします。皆さまから向かって左手から、JAXA宇宙科学研究所研究総主幹、久保田孝。続きまして、JAXA宇宙科学研究所「はやぶさ2」プロジェクトチーム、プロジェクトマネージャ津田雄一。最後にミッションマネージャ吉川真、以上3名でございます。本日司会進行担当いたします、広報部報道・メディア課の永松です。よろしくお願いいたします。それでは小惑星探査機「はやぶさ2」、概要説明をお願いいたします。 吉川:では、「はやぶさ2」の現状をご説明いたしたいと思います。本日もお忙しい中どうもありがとうございます。では早速資料に従いましていきますと、本日の内容ですけれども、今日のメインはタッチダウン運用計画ということになります。それに付随したことを幾つか関連事項をご報告しますが、3ページ目の目次のところで、今日のメインは2のタッチダウン運用計画となります。3と4が、タッチダウンに関連した事項ということで、ここはわりと手短にご説明したいと思います。では、次の4ページ目と5ページ目はいつも載せている資料ですので省略いたしまして、6ページ目が前回の記者説明会からの進捗ですけれども、1月はBOX-Bという運用を2回行っています。 BOX-Bというのは小惑星からの距離はだいたい20キロメートルというところにいるんですが、探査機の位置は少し上下と左右方向に振って移動して見るようなツアー観測というのをやっていまして、1月の初めには、これは太陽と同じ方向からリュウグウを見るという、これ【小観測 00:04:37】というんですが、それをやりました。それから1月の下旬には、今度はリュウグウの北極方向を見るということをやっておりまして、ここら辺の画像は近いうちにホームページでご紹介したいと思っています。もちろんタッチダウンに向けた検討をずっと続けているということになります。では、次の2のタッチダウン運用計画。津田のほうから。