フィギュアスケートGPシリーズ　スケートカナダの公式練習後に参加した山本（撮影・藤塚大輔）

＜フィギュアスケート：グランプリ（GP）シリーズ第2戦スケートカナダ＞◇24日（日本時間25日）◇カナダ・ハリファクス◇男子公式練習 　【ハリファクス＝藤塚大輔】昨年12月の全日本選手権3位の山本草太（24＝中京大）が、自信を胸にGPシリーズに挑む。 　公式練習では4回転－3回転の連続トーループや4回転サルコーなどを確認。別会場で行われた前日の練習は「笑えるような調子だった」と苦笑いで振り返るが、この日はジャンプを次々と着氷させ「上り調子になってきた」と手応えを口にした。 　今大会のリンクは、通常よりもショートサイドがやや短くなっている。山本は拠点とする愛知・中京大だけでなく、名古屋市内の大須スケートリンクも利用して対策に励んできた。「小さいサイズでシミュレーションしてきた。そういう練習はしっかり取り組んできたので、自分を信じて思い切っていきたい」と意気込んだ。 　昨年のスケートカナダではGP初優勝。好相性の地での一戦へ「練習はしてきたので自分を信じて最後まで思い切ってやります。最後まで全力で頑張りたい」と誓った。 　日本勢の佐藤駿（20＝エームサービス／明治大）も公式練習に参加。男子ショートプログラム（SP）は27日午前2時55分、同フリーは28日午前0時（ともに日本時間）から行われる。