銀座は「海苔弁」も普通じゃない! 午前中で完売する話題の「銀鮭海苔弁」を食べてみた #食楽web #海苔弁
銀座で飛ぶように売れていると噂の超贅沢な海苔弁を食べてみた
「海苔弁」というと、筆者は若い頃、仕事帰りによく食べた地元の“ほか弁”を思い出します。当時、確か270円くらいで、店の弁当の中でも最安値でした。 【画像】午前中で完売する話題の「銀鮭海苔弁」を食べてみた 蓋を開けると魚のフライや厚焼卵や、キンピラゴボウ、ちくわの磯辺揚げなどがぎゅうぎゅうに詰まっていて、ごはんは大盛り。ペコペコのお腹をすぐ満たしてくれました。ただし、海苔やごはん、おかずなどが全体的に油っぽくて、味わうというより、丼飯のようにかっこんでいた記憶があります。 しかし、今回ご紹介する海苔弁は、その青春時代の海苔弁とは真逆の一品です。おかず、ごはん、海苔、漬物など、細部にいたるまで手抜かりゼロ。尋常ではないこだわりを持った、とても贅沢な海苔弁なのです。 販売されている場所は、東京・銀座。そう、日本でも指折りに地価が高く、かつ高級ブランドショップが立ち並ぶ、あの“ギンザ”です。そんな華やかな場所で、地味な「海苔弁」が飛ぶように売れているというじゃありませんか。 その海苔弁を売っているのは、丸ノ内線・銀座駅に直結している東急プラザ銀座B2にある『SALON GINZA SABOU』です。
『SALON GINZA SABOU』の店頭に午前中に行くと、写真のように山のような「海苔弁」がどっさり。それがあれよあれよという間に飛ぶように売れ、昼過ぎには完売するんです。 筆者が訪れた日も、お客さんが、1個、2個と買っていきます。中には「銀鮭海苔弁、10個ください」なんて大人買いしている男性も。 海苔弁はベーシックな「銀鮭海苔弁」(1100円)のほか、「唐揚げ海苔弁」(1100円)、「鰆の幽庵焼き海苔弁」(1400円)の3種類があります。お店の方に聞くと、「一番人気は銀鮭海苔弁で、最初に売り切れますよ」とのこと。そこで今回は、その「銀鮭海苔弁」を購入してみました。
大きいだけじゃない、脂の載った絶品の国産銀鮭が旨い!
「銀鮭海苔弁」は、竹皮を編んだ容器に入っていて、蓋を開けると、ドーンとビッグな銀鮭の切り身が出現します。その下にはちくわの磯辺揚げ、厚焼卵、煮しめ、浅漬けなども入っているのが見て取れます。何より、弁当箱から醸し出されている雰囲気が、いかにも高級です。 というわけで、いざ気になる中身をご紹介していきましょう。