「煌」店頭に 七尾、野々市のスーパーで最高級能登寒ぶり刺し身に列
「天然能登寒ぶり」の最高級ブランド「煌(きらめき)」の今季認定第1号を使った刺し身が3日、七尾市と野々市市の食品スーパー「どんたく」2店舗で販売され、来店客は200万円で競り落とされた味を求め、列をつくった。 七尾市の「アスティ店」、野々市市の「野々市中央公園店」の両店とも刺し身9切れ入りパックを1080円(税込み)で、30パック用意した。 アスティ店では整理券の配布を始めた午前9時時点で13人が並び、30分で配り終えた。刺し身を購入した七尾市小丸山台3丁目の自営業松尾悠司さん(37)は「七尾沖で捕れたブリだから、ぜひ地元で消費したいと思った。すごい脂が乗っていて、帰ってすぐ味わいたい」と笑顔で話した。 煌は12月~翌年1月に石川県沿岸の定置網で水揚げされたブリのうち、重さ14キロ以上で傷がなく、胴回りが十分にあるなどの基準を満たした魚体に認定される。第1号は佐々波鰤網(七尾市)が2日に水揚げした。