オークション代行って実際どうなの? デモカー入れ替えを機に初めて使ってみた
数日かけて何台か入札を行い、結果落札して感じたメリット・デメリットを出してみると……。
●メリット
・よっぽど変なクルマじゃなければ数多くの出品車から選ぶ事が可能。落札出来るかは別問題だけれど。 ・自分が納得出来る金額で入札をするので相場をしっかりと調べれば高値掴みする事は無い。 ・時期や車種によって大きく変わるけれど、今回に関しては設定した金額上限より2割ほど安く落札出来た。
●デメリット
・なんと言っても実車が見られない。オークション会場によってはオプションで下見代行をやっている所もあるけれど、それでも人の目で確認することになる。車両状態表で「A●/U●」などキズや凹みの状況をある程度把握出来ても現車を見るまで不安はある。 ・初度登録から13年を越えていると保証対象外となり、納車後に何かあっても自己責任となる。 ・希望車種が1日に数台あった場合、全てに入札するわけにはいかず絞らないと「全部落札できちゃいました!」なんて状況にもなりえちゃう。
オークション代行をオススメ出来るのは、欲しい車種が絞れている人であり、納車されたクルマが思っていたのと若干違う状態でも受け入れられる寛容さがあって、少しでも安く自分が納得する金額で欲しいと思う人かと。初度登録13年以内であれば保証が付く場合が多いし、有料の延長保証もあったりした。逆に13年超のクルマが欲しい人は何かあっても自分で対応出来る人じゃないと怖いと思うので価格以外の部分も考慮して欲しい。
◆で、実際に何を買ったのか。時代を先取りしすぎたこのクルマを購入
そして今回落札したのがホンダ『クロスロード』というクルマ。2007年に登場して3年半で販売終了という当時の不人気ぶりで、その頃を思い出しても記憶に残っていないクルマだった。
ただ、今見ると角張ったボディにわりとイカついオーバーフェンダーで、SUVブームの今ならもっと売れていたんじゃない? と思える。3列シート7人乗りSUVという希少性もあるし。このクルマならちょっと手を加えればそれっぽく楽しめそう、というのが決め手となり購入に至る。