牧原・新法相が就任会見 死刑制度は「やむを得ない」 自身のSNS投稿についても釈明
牧原秀樹法相は2日、就任会見を開き、死刑制度について「凶悪犯罪が後を絶たないことを考えると、死刑を科すこともやむを得ない」などと述べました。 牧原法相は、2日の就任会見で「自由と人権を守るために、ちゃんとした司法機能があるということは、実は国民の幸せにとってものすごい大切なことだと思う。国民の安心安全、幸せを守るためにも、法務省のみなさまと一緒に活動をしていきたい」などと抱負を語りました。 一方、死刑制度のあり方について問われると、「凶悪犯罪が後を絶たないことを考えると、死刑を科すこともやむを得ないというもので、(死刑制度を)廃止するというのは適当ではないと考えている」との見解を述べ、死刑の執行については、「人の生命を絶つという極めて重要なことで、慎重に、ものすごく真摯に考えたい」と述べました。 また、ことし8月、パリオリンピック出場選手に対する誹謗中傷問題について自身のSNSで、「誹謗中傷した人は全員逮捕すべき」などと投稿したことについて問われると、「一議員として投稿したもので、(誹謗中傷を)止めたいという思いがあった」などと釈明しました。