加藤未唯&プッツの混合ダブルス 接戦制し全仏OP8強入り、昨年王者として連覇狙う<テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、混合ダブルス2回戦が行われ、昨年同大会を制した加藤未唯/ T・プッツ(ドイツ)組がN・メリチャー マルティネス(アメリカ)/ J・ピアース(オーストラリア)組を7-6 (7-3), 7-6 (7-3)のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。 【動画】加藤未唯、混合ダブルス優勝の瞬間(2023年全仏OP) 加藤は昨年の同大会、女子ダブルス3回戦でボールガールにボールをぶつけてしまい失格に。それでも気持ちを切り替え臨んだ混合ダブルスでプッツとともに四大大会初優勝を果たした。 そして加藤は今年もプッツとペアを組み混合ダブルスに出場することに。今大会にはディフェンディングチャンピオンとして臨み、2日に行われた1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場したE・レケミア(フランス)/ A・オリベッティ(フランス)組を6-4, 6-4で撃破した。 この日は2セットとも接戦になったものの、2度のタイブレークをものにした加藤とプッツのペアが1時間25分で勝利した。 試合後の会見で加藤は「今日の内容はすごく良かったのでそこはうれしいのと、タイブレークで集中力が上がって良いプレーできたのが良かった点かなと思います」とコメント。 「今日は(自身のサービスで)ブレークポイントはたくさんあったと思うんですけど1回もブレークされずに進んだのでホッとしたというか。男子選手がリターンだと強打してくるので、いかにファーストサーブを打ちづらいとこに入れるのかが大事で。苦労はしたけど工夫は自分でできたかなと思います」 準々決勝ではU・エイケリ(ノルウェー)/ M・ゴンザレス(アルゼンチン)組と対戦する。同ペアは2回戦でB・クレチコバ(チェコ)/ J・ヴィルヘン(ベルギー)組が棄権したため不戦勝で勝ち上がりとなった。