【RIZIN】YURAとの死闘制した朝久泰央「K1から来た身としてファイトマネー全額寄付」
<RIZIN:DECADE大会>◇31日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ 前半パート「雷神番外地」の第3試合で、BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)フェザー級王者YURA(ゆうら、21=ダイアタイガージム)と元K-1ワールドGPライト級王者・朝久泰央(26=朝久道場)がキックボクシングルール3分3R(66キロ)で対戦した。 【写真】YURAのボディーに蹴りを入れる朝久泰央 1Rにいきなり朝久が右フックでダウンを奪うと、直後にYURAが右ストレートでダウンを奪取。最初から激しい打ち合いになった。中盤は互角の戦いだったが、3Rに朝久がカウンターの三日月蹴りをYURAのボディに突き刺してダウンを取って、判定3-0で勝利した。 朝久は試合後のマイクで「今回、BDとの対抗戦なんですけど、はっきり言って一番強いヤツを俺がやったんで、宇佐美くん、篠塚くん、カリミアン、全員やってくれると思うんで応援よろしくお願いします!」と笑顔を見せた。 そして「最後に、今回K-1からRIZINに上がるということでいろんな声がありました。でも俺はK-1を誇りに思って立った気持ちがあるし、K-1から飛び込んで来た身として、世界中で病気に苦しむ人だったり、いろんな人がいると思うんで、ファイトマネー全額寄付したいと思います」と宣言。「これからもRIZINに上がるかもしれないし、K-1として世界最強を証明していくんで。朝久泰央とK-1とRIZINの応援をお願いします。格闘技最高!」と叫んで喜びを表した。