札幌ドーム、赤字6億円超 23年度決算、日ハム移転で
札幌ドームを管理、運営する札幌市の第三セクター「札幌ドーム」が21日に発表した2024年3月期決算は、純損益が6億5100万円の赤字となった。プロ野球日本ハムが昨季に本拠地を「エスコンフィールド北海道」(北広島市)に移転し、収入の約3割を占めていたプロ野球の試合がなくなって収益が悪化。赤字額は札幌市が想定していた2億9400万円を大幅に上回り、過去最大となった。 山川広行社長は札幌市で同日開かれた株主総会後「非常に難しい数字と捉えている」と話した。 同社によると、イベント開催日数は前期比26日減の98日。売上高は12億7100万円で、過去最低だった。