一人だと「寂しくてしょうがない」 ヨネスケ76歳、“最後の恋”のお相手は? 驚きのなれ初めを本人が明かす
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。 【写真12枚】年の差はなんと20歳! ヨネスケさんの「溺愛妻」 そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。 今回登場していただくのは、2024年7月4日に再婚した落語家でタレントのヨネスケこと桂米助さん(76)と、陽子さん(56)。 ***
「今度、お母さんと三人で食事を」
最後の恋で“ジョン・レノン婚”。本名は小野五六(ごろう)で迎えた嫁が陽子さん。そうオノ・ヨーコだから俺はジョン・レノン! ついのパートナーを前に豪快に笑う姿は幸せそのものだ。 22年10月28日、陽子さんは友人に佐渡島産の米を届けるため、都内にいた。友人は米助師匠と昼間から飲んでおり、落ち合う場所は新橋の予定が、結局、指定されたのは師匠のなじみの店がある新宿2丁目。押っ取り刀で駆け付けるも、すでに陽子さんの友人は泥酔していた。 米を担いで場違いな場所に立つ陽子さんに、師匠は「この子にもシャンパンあげて」。話すうちに彼女に好感を抱き、「今度、お母さんと三人で食事を」と誘う。母に早速このことを話すと、母は「え? 私の年を言ったの?」と自分への誘いと勘違い。無理もない。母のほうが師匠と年が近いのだ。
うつ病をきっかけに「彼女つくるキャンペーン」
年明けに新宿の「分とく山」で実現した三人での会食以降、何度か二人で食事をした。だが、当時の師匠は「彼女つくるキャンペーン」中。幅広い女性とデートを重ねていた。 このキャンペーンには理由がある。66歳で前妻と熟年離婚し、コロナ禍もあって、2丁目の店のママから「あんた、目が死んでるわよ」と言われることが増えた。精神科を受診すると先生はうつ病と診断し、「コレ作んなさいよ、コレ」と小指を立てた。だからこそのキャンペーンだった。