一人だと「寂しくてしょうがない」 ヨネスケ76歳、“最後の恋”のお相手は? 驚きのなれ初めを本人が明かす
気持ちに気付いた瞬間
陽子さんも師匠にキャンペーンのことは聞かされていた。「お付き合いしようとは思っていなかった」が、「これからものすごく若い子と食事する。ご家族も来るんだ」と師匠から知らされた。食事が終わったら電話をもらう約束で、夜中の3時ごろまで待つ間「あれ? 私、やいてんのかな」と自身の気持ちに気付かされた。 ようやくかかってきた師匠の電話に「こんなに待たせて失礼よ」。それからは自身の素の思いをぶつけることができるようになった。 師匠はもともと「ずっと一緒にいたいね」と言ってくれていたが、キャンペーン中とあって、陽子さんは交際の申し込みとは受け取っていなかった。だが、この“心変わり”を機に5月、お互いに「付き合いましょう」と確認。その際、陽子さんは「キャンペーンで知り合った人は全部切ってくださいね」と注文した。
2丁目のママも絶賛
師匠は、件の2丁目界隈の店にいろんな女性を連れて行くたび「やめたほうがいいわよ」などと説諭されることが多かった。「男女両方の気持ちを知ってるママたちだけに説得力があった」と師匠。陽子さんについては「とってもいい子よ」と絶賛されたのだという。
事実婚を選ばなかった理由
陽子さんが住んでいた神奈川県の東戸塚を訪れた師匠は、自然が豊かで風光明媚なこの地にベタぼれ。24年1月には東戸塚で新生活を始めた。当初は事実婚とすることも視野に入れていたが、友人の弁護士夫婦と四人で食事した席で「病気になったりした際、籍を入れていれば奥さんなら円滑に物事を決められる」と教わって、「じゃあ結婚しよう」と入籍した。 米メジャーリーグに造詣の深い師匠らしく「この日なら忘れようもない」と、入籍日は米国の独立記念日の7月4日。陽子さんは介護資格を持ちながら、今やほとんど「カバン持ちとして」師匠と全国津々浦々へ。ごくまれに彼女抜きで遠出する際は、師匠が「寂しくてしょうがない」とのろけるほどラブラブだ。新婚旅行は25年7月下旬の米ニューヨーク州クーパーズタウン近辺での10泊12日旅に決定。イチローの米野球殿堂入り式典を見に行くのが目的という。 グルメな師匠だけに、全国のおいしい物も熟知。仕事がてら訪れる各地で、二人が「突撃!」する姿を見られるかもしれない。
「週刊新潮」2025年1月2・9日号 掲載
新潮社