オーストリア人選手がスタッフを暴行し出場停止&減俸処分へ
7日、後楽園ホールにて女子プロレス団体スターダムが『STARDOM in KORAKUEN 2024 Jul.』を開催。大会に出場したテクラがスタッフを暴行し出場停止処分となった。 テクラはオーストリアで生まれ、2017年にフランスでプロレスデビュー。2019年に来日するとアイスリボンに所属し、ジュリアや世羅りさらとしのぎを削った。2022年にスターダムへ移籍すると、ジュリアがリーダーを努めていたユニット『ドンナ・デル・モンド(以下DDM)』のメンバーへ。DDM解散後はしばらく休養していたが、現在はヒールユニット『大江戸隊』に所属し悪の限りを尽くしている。 この日は若手の玖麗さやかとシングルマッチで戦ったが、試合は場外でテクラが玖麗を痛めつける展開に。だがギリギリでリングに上がろうとしたテクラの足を玖麗が掴んで引きずり落とし両者リングアウトに。 イライラした状態でバックステージでコメントを出したテクラは「バターを溶かす熱いナイフのように彼女たちを切り裂いていく。これは私の殺人鬼としての使命だ」と宣言し、突如カメラをまわしていた若手女子社員をベルトをムチのように使い暴行。 これを受けて大会終了後に岡田太郎社長が「3試合、来週の大阪大会2つと滋賀大会を出場停止にし、選手給も減額し減俸という処分に致します。厳しく注意致します。すでに発表済みの23日の後楽園ホール大会には出場させます」と発表した。 テクラは渡辺桃と組み、23日の後楽園ホール大会で朱里&小波が持つゴッデス・オブ・スターダム王座(タッグ王座)に挑戦が決定している。 王座挑戦権を剥奪とはならなかったが、凶器の使用や乱入などを行う大江戸隊に今後厳しい目が向けられるのは間違いないだろう。