20歳GK長田澪、ブレーメン公式戦デビューはお預けか…肩を痛めていた正守護神が回復
ブレーメンの控えGK長田澪は次節シュトゥットガルト戦もベンチから見守ることになりそうだ。クラブのオーレ・ヴェルナー監督が正GKの起用を示唆している。 昨季はフォレンダム(当時オランダ1部)へとレンタルに送り出され、正守護神としてほぼ全試合に出場した長田。今夏のブレーメン復帰後、これまで公式戦での出場機会を得られていなかった現在20歳の日独ハーフGKだが、前節フランクフルト戦で肩を痛めた正GKミヒャエル・ツェッテラーの状態次第、30日の第12節シュトゥットガルト戦でその代役を務める可能性が浮上していた。 しかし、長田のブレーメンでの公式戦デビューはお預けとなる模様。ヴェルナー監督は28日の記者会見でツェッテラーについて「彼は今日いつも通りに練習し、クリスティアン・ヴァンダー(GKコーチ)のもとでいくつか運動負荷試験のようなものに取り組み、まったく問題なかった。予想外のことが起きない限り、ツェッティは土曜日ゴールポストの間に立つ」と明かした。 欧州での登録名は“ミオ・バックハウス”の長田は18年夏にブレーメン下部組織に加入。U-15日本代表での出場歴を持つGKだが、19年から各年代のドイツ代表でプレーしており、現在はU-20ドイツ代表の正守護神を務めている。