伝説のポケモン求め各地で人だかり 大阪で見かけたひとコマ
30日午後、大阪市阿倍野区内を歩いていたら、狭い道路の両脇に多くの人がスマホを片手にズラリ立っていた。聞けば「伝説のポケモン」をゲットしようと集まっているそうだ。 【拡大写真と動画】それでも「ポケモンGO」やりますか? やるならやってはいけない“8か条”
ポケモンGOの公式サイトなどによると、今月23日から他の人と一緒に強力なポケモンに立ち向かう「レイドバトル」で、ポケモンGOに初登場した伝説ポケモンである「ルギア」と「フリーザー」が期間限定で登場しているため、みんな夢中になってゲットを目指しているようだ。 あべの筋から入った細い路地の両脇に多くの人が黙って立ってスマホを見つめているのは少し異様な光景だが、子どもから大人までがゲットを目指している。楽しんでいた地元から来たという60代の女性は「なかなか捕まらない。捕まえて孫に自慢する」とひと言答え、バトルに集中していた。 筆者は前日、大阪市北区の大阪マルビル前の歩道で多くの人だかりを見て、信号待ちがてら周囲をみると、多くの人がポケモンGOをしていた。先日、かつての「ピカチュウの巣」だった同区の扇町公園では、今ではポケモンGOを楽しむ人の数が減ったという記事を書いたが、こうした光景を立て続けにみると、まだまだ人気は健在だなと素直に感じる。 もちろん、これらの場所のほか全国的に様々な場所で、同様のことを書いたSNSでのつぶやきも多く見かける。ただ、このゲームをしない人たちにとっては、歩いていてこうした光景は驚くだろう。狭い道路や歩道などで遊ぶとき、そして同日も大阪市内では最高気温33.5度(気象庁調べ)を観測するなど十分な注意が必要だ。