【菊花賞・厩舎直送】１週前で自己ベストをマーク！ ウエストナウが上昇ムード「能力はピカイチ」
［ＧⅠ菊花賞＝２０２４年１０月２０日（日曜）３歳、京都競馬場・芝外３０００メートル］ ウエストナウ（佐々木）は今年４月の未勝利戦でデビューＶ。４戦目の今回で勝てば、１８年の同レース覇者・フィエールマンに並ぶ最少キャリア記録となる。１０日に行われた１週前追い切りでは、本番で手綱を取る西村淳を背に、栗東ウッドで７ハロン９３・４ー１１・５秒の自己ベストを叩き出して、上昇ムードを漂わせている。 担当の中尾助手が「（西村）ジョッキーも『あんなに時計が出ているとは思わなかった』と言っていた。多分、楽に走っていたので」と笑顔を見せた。 前走のＧⅡ神戸新聞杯は４か月半の休み明けだったことや、稍重馬場、直線での不利などの悪条件が重なって１１着に大敗。同助手は「リズムが合わず伸び切らなかった。レース後もすぐに息が入って、馬も不完全燃焼という感じだった」と振り返る。 初戦から中３週で臨んだＧⅡ京都新聞杯でいきなり２着に好走していることからも、実力は確か。「あんなに大負けする馬ではない。能力はピカイチだと思います。あとはそれを競馬で出せるかどうか」（同助手）と課題点の克服を誓った。
東スポ競馬編集部
