将来のために、20代のいまのうちから「毎月5万円」を貯蓄に回そうと思います。タンス預金ではなく「NISA」にするといくら得しますか?
効率よく貯蓄する方法
NISAを活用する以外にも、貯蓄をするコツはあります。まずは、無駄遣いを減らしましょう。家計簿をつけて、毎月の収支を把握することが大切です。収支を比較して、食費や水道光熱費などが多い場合は、節約できる可能性があります。ただし、生活に影響が出るような無理な節約はやめましょう。 また、クレジットカードを始めとするキャッシュレス決済は、独自のポイントが貯められるものもあります。ポイントや特典を活用すると、支出が減らせるかもしれません。 貯蓄したい金額を全額NISAに回すと、大きな出費が発生した際にNISA口座から取り崩さなければならないケースも考えられます。NISA用として基本的に手を付けない貯蓄と、何かあったとき用に取り出せる通常の貯蓄とで分けたほうがよいでしょう。
利回り3%だと60歳で4630万円の資産形成ができる可能性がある
金融庁の「つみたてシミュレーター」によれば、もし20~60歳までの40年間、毎月5万円ずつ運用をすると、利回り3%で4630万円まで資産を増やせる可能性があります。利回りを増やせば資産がさらに増えることも考えられますが、リスクも大きくなる点に注意が必要です。 また、より効率よく貯蓄をしたいときは、日々の生活費に無駄がないかチェックしましょう。可能であれば食費や水道光熱費などを節約することで、さらに貯蓄に回す金額を増やせます。ただし、節約をするときは無理のない範囲で行いましょう。 出典 金融庁 つみたてシミュレーター 金融広報中央委員会 知るぽると 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降) 各種分類別データ(令和5年) 統計表の番号8 年間手取り収入(臨時収入を含む)からの貯蓄割合(金融資産保有世帯) e-Stat政府統計の総合窓口 厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 都道府県別 表番号1 都道府県、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額 東京・神奈川 タブ(東京)産業計 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部