誰が出る? レアル、CL決勝予想スタメン紹介【MF】誰もが願う有終の美! サッカー史に名を残すパスの達人
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル・マドリード対ボルシア・ドルトムントが現地時間1日(日本時間2日 4:00KO)にウェンブリー・スタジアムで行われる。この大一番のピッチに立つのは誰なのか。今回はマドリーの予想スタメンをポジション別に紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照 【画像】レアル、CL決勝の予想フォーメーションはこちら!
CMF:トニ・クロース(背番号8) 生年月日:1990年1月4日 23/24欧州CL成績:11試合0得点1アシスト レアル・マドリード通算400試合以上に出場した“生きるレジェンド”だ。これまで両手では数え切れないほどのタイトルを獲得しており、まさにクラブとともに歴史を築き上げてきた。チームでは数々のスター選手を抑えて最高額となる年俸(2438万ユーロ=約34億円)を受け取っている(『capology』を参照)が、誰からも文句を言われる筋合いはないだろう。その金額以上の働きを示してきたのは紛れもない事実だ。 パススキルの高さは現代ではもちろんのこと、歴代で見ても世界トップクラス。味方の足元にズバッと差し込むピンポイントパス、即座に次のプレーへ繋がる絶妙なスピードとコース調整が活きたスルーパス、局面を一気に打開するロングフィードと、すべてにおいて寸分の狂いもない。今季もラ・リーガではチーム最多2242本のパスを成功させるというさすがの成績を残した。クリスティアーノ・ロナウド、カリム・ベンゼマ、ヴィニシウス・ジュニオール…。ドイツの天才が持つ“黄金の右足”による恩恵を受けた選手は計り知れず、ウェンブリー・スタジアムでもその右足は眩い輝きを放つことになるだろう。 周知のとおり、今夏のユーロ2024(欧州選手権)をもって現役から退くことを決断。つまり、今回のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝、ドルトムント戦がマドリーの選手として戦う最後の公式戦ということになる。フィナーレは、マドリーでは5度目となるビッグイヤーを掲げ、笑顔で。選手本人はもちろんのこと、チームメイト、監督、スタッフ、そして全世界のマドリディスタによる願いはみな同じだ。
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