オーストラリアで伝説のガイドと一緒に釣り三昧! 素晴らしいキャンプ場を拠点に3泊した釣果は……?【豪州釣りキャンの旅_12】
バラマンディ釣りの伝説的なガイドに会いたい!
オーストラリア・ノーザンテリトリー州でトヨタ「ハイラックス」ベースのキャンピングカー、アポロ「キャンパーバン」をレンタルして、釣り人としてバラマンディの大物を狙う23日間の旅をレポート。仲間と男3人でフィッシングを満喫するという旅の前半は終了し、次の1週間はノーザンテリトリーの国立公園を一人旅して徐々に南下するプランです。ダリー・リバーへドライブし、伝説的なバラマンディ釣りのガイド、ペリー氏が営むキャンプ場にやって来ました。 【画像】釣り人の理想郷!? 伝説のガイド「ペリーさん」が整備したキャンプ場を見る(17枚)
サイトから2分で釣り場に行ける美しいキャンプ場
アウトバックを数時間ドライブして、ようやくペリーズに到着。オーナーの奥さん、キャロルにキャンプ・スポットを案内してもらう。 「ここはどうかしら。たっぷりと日陰もあるし」 「最高ですね。ここにします」 チェックインしているクルマは、ほかに2台だけだ。大きな木がやさしく木陰を作っている。ゆったりとくつろげる環境も気に入った。思わず深呼吸をしていると、離れたところに、一輪車を押して作業をしている年配の男性が見えた。 「彼がディックよ」 これだけ広いスペースを維持するには、使用人も必要だろう。ぼくは手を挙げて、ディックに挨拶した。 「ところで、川はどこにあるんですか」 えんえんとジャングルのダート路を走ってきた。とても川が近いとは思えなかった。 「こっちよ」 案内されてキャンプサイトの端から見下ろすと、そこには美しいダリー・リバーが広がっていた。そして、階段の下には小さなピア(桟橋)がある。なんと、ぼくのキャンプサイトから2分で釣り場にエントリーできるのだ。こんなすごいことがあっていいのか! しかも、たまたま眼下で釣りをしていた船がバラマンディをヒットさせたではないか! ビッグサイズではないが、60cmはありそうだ。これまでの釣りの経験上、人が見ている目の前で魚が釣れることは滅多にない。それほどまでに、この川はいいポイントなのだ。きっとウヨウヨ魚がいるのだろう。ぼくは70cm、いや80cmのバラマンディを抱いている自分の姿を思い描いた。
【関連記事】
- 【画像】釣り人の理想郷!? 伝説のガイド「ペリーさん」が整備したキャンプ場を見る(17枚)
- ◎完全自作「原付カー」で日本一周2万キロ! 北海道から沖縄まで一般道をホンダ「NSR50」の2スト50ccエンジンで完走【マイクロカー図鑑】
- ◎人生最後のクルマに日産「フェアレディ240ZG」と決めて3年…福岡で発見した個体を購入! 純正をキープしながらイベントに合わせたイメチェンを楽しんでます
- ◎伝説の釣りガイドに会いに荒野を爆走! 遭難と燃料切れの恐怖を乗り越えた先に待っていたのは…まさに天国!【豪州釣りキャンの旅_11】
- ◎オーストラリア旅はトヨタ「ハイラックス」のレンタカーで! 相棒に選んだコンパクトな「アポロ」キャンパーバンとは【豪州釣りキャンの旅_01】